2008-05-31

D02HWのプラプラ具合が気になる人へ

イーモバイルD02HWを使い始めた、に書いた通りD02HWはUSBポートに短いケーブルを接続して使うので、端末本体がプラプラな状態になってしまう。これを解消する方法を2つみつけたのでメモ。上のアダプタはD02HW以外にもいろんな面で使えそう。下のベルクロハックは好き嫌いがあるかも。


[N] イーモバイル「D02HW」のケーブルをなんとかする「3DUSBアダプタ」購入
- Netafull

“ベルクロハック”その1——モバイルPC編 - 文具王の「B-Hacks!」 - ITmedia Biz.ID

Googleのfaviconが大文字から小文字へ




ふと気づいたが、Googleのfaviconが小文字のgになってるみたい。上がブックマーク、下がタブの表示

iGoogle、Faviconをこっそり変更? CNET Japan Staff BLOG
Google Faviconをこっそり変更? (G → g) 坂本多聞のインサイドアウト

などですでに話題になっていたようだ。google.co.jpの検索画面も変わってますな。

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Google’s New Favicon

みんなでfirefoxをダウンロードしてついでにギネス記録を作っちゃおう

Firefox 3がまもなく正式リリースされる見通しだが、そのFirefox 3がリリースされる日を「Download Day」として大々的にキャンペーンを張っている。

Spread Firefox - Download Day 2008

まだその「Download Day」がいつなのかは発表されていないのだが、上のサイトに参加登録(メールアドレスを登録)すると、Firefox 3のリリース日を知らせするリマインダメールが届く。現時点で参加登録者数の国別人数が発表され、熾烈な(?)競争が繰り広げられている。(なぜかアメリカに続いてアルバニアが2位。日本はブラジル、ポーランドに続いて5位か?5/31 0:00現在)


なぜ、こんなに盛り上げようとしているかというと、どうやらついでに(Mozilla的にはついでではないのだろうが)24時間以内に最もダウンロードされたソフトウェアのギネス世界記録の更新に挑戦するらしい。指定のリリース日にFirefox 3をダウンロードすれば、ギネスに挑戦したことになるらしい。ギネス記録更新の暁にはその参加者となり得るのだ。

まあ、そんなキャンペーンがなくても、今使っているFirefox3RCの挙動は非常に快適。環境はMacBook/MacOS 10.4 Tigerだが、もうFirefox2には戻れない。もっとも、いくつかのアドオンが使えず、特にGoogle Toolbarが使えないのは痛い(無理矢理使おうと思ったら使えるらしいが)。デフォルトテーマは結構好き。

Download Day - Japanese

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Download Day - English

2008-05-30

3G iPhoneはソフトバンクから発売されるのか

さて、2008年のApple WWDCが近づきおそらく発表されるであろう3G iPhone。さらに、それに伴って日本でのiPhoneの展開が発表されるのではないかと、ネット上のニュースサイトやブログでざわ。。ざわ。。としてきている。

これまでにも、アップルとdocomoが交渉中だとかSoftbankの孫社長がWWDCで目撃されたとか、いろんなニュースが流れ、その度にdocomoかsoftbankかという憶測記事が踊ったものだが、またまたこのタイミングできた。

3G対応iPhoneは6月発表でソフトバンクモバイルから発売か

まあ例によってうわさの域は出ないのだが、softbankユーザーとしては期待せずにはいられない。アジアを押さえようとしている孫さんならばジョブズも仲良くしてくれるんじゃなかろうか。Disneyとの協業もしているし。一時期iPodキャンペーンをやってたような気もする。また、docomoは早々に2008年夏モデルの発表会をやってしまったが、softbankに関してはまた沈黙を保っている。

Mac使いで、Softbank使いの身としては、6月9日(日本時間6月10日)をわずかに期待しながら待つとしよう。

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3G iPhone for Japan Via SoftBank Mobile - Wireless Watch Japan

2008-05-28

Stateris - 世界地図+テトリス



落ちゲーは落ちゲーでも落ちてくるものが国だったり州だったり県だったり。

操作は、カーソル左右下キーで移動、上キーで回転、スペースキーで素早く落下。
難易度はEASY(回転なし、名前表示あり)、MEDIUM(回転あり、名前表示あり)、HARD(回転あり、名前表示なし)

国ヴァージョンはアフリカ、ヨーロッパ。さらにブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、イギリス、アメリカの中の州(県)ヴァージョン、なぜかサウスカロライナ州をさらに細分化した超ローカルヴァージョンもある。まだまだ増えていくのかな。

日本人なら日本はHARDで余裕。アフリカ、ヨーロッパはまあなんとか。アメリカの州もおさえておきたい。あとは、はっきりいってわかりません。モナコとサンマリノとリヒテンシュタインの違いなんてワカンネーよと思いきや、ちゃんとHARDでも国名表示された。まあ、そりゃそうだわな。

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Stateris - mapmsg.com

「きぼう」のISS取り付けをライブ配信



6月1日からのスペースシャトル「ディスカバリー号」のミッションをライブ配信するそうです。ハイライトは「きぼう」船内実験室の国際宇宙ステーション(ISS)への取付けでしょう。番組表を見てみると未明から早朝にかけての配信が多いようです。

もちろん日本語でなくてかまわない人はNASATVでもどうぞ。

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NASATV
http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/

2008-05-24

Google Webmaster ToolsのサイトマップにBloggerのAtom.xmlを登録すると警告が出た

このブログをGoogleウェブマスターツールのサイトマップ管理に登録するべく、kurologさんのメモを参考にやってみたのだが、後日のぞいてみると、なにやらサイトマップに警告が。。

でエラーの内容は下の通り。

行2 無効なXML: タグが多すぎます

タグを記述するタグが多すぎます。修正してから、再送信してください。


行2 誤ったネームスペース

サイトマップまたはサイトマップインデックスファイルのネームスペース宣言が不適切です。

意味不明。で、分からなければ調べるかということで見つけたのが以下の記事

Fix Blogger Sitemap XML Warnings Inside Google Webmaster

どうやらBloggerのRSS feedにFeedBurnerを使っているときにこの問題は起こるらしい。で、

http://moslogs.blogspot.com/atom.xml



http://moslogs.blogspot.com/atom.xml?redirect=false

と記述してやるとうまくいくそうな。

実際うまくいったっぽい。が、仕組みはよく分からない。サイトマップへのFeedのリダイレクトを回避しているとか。

上はRSS、下はAtomとして認識されているようだ。







-余談

リンク先で「catch 22 situation」というフレーズが出てくるのだが これは「八方塞がり、どうにもならない状況」という慣用句らしい。勉強になった。

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Digital Inspiration

Fix Blogger Sitemap XML Warnings Inside Google Webmaster

http://labnol.blogspot.com/2007/09/fix-blogger-sitemap-xml-warnings-inside.html

2008-05-22

小中学生の携帯電話所持規制という撒き餌

CNET JAPANより

小中学生の携帯電話所持を禁止に--政府の教育再生懇談会が提言

政府の教育再生懇談会は、5月17日に開かれた会合で、小中学生の携帯電話の使用を制限する旨の提言をする意向を固めた。6月中にもまとめる中間報告書に盛り込む方針。


政府直下の諮問会議がこんなことを大まじめに提言してくるというのは、もうなんかポカーンって感じ。でも、あえてこんなに突拍子もないことを言い出したのは理由があるんじゃないかと思った。

おそらく今回の提言には、携帯電話の未成年フィルタリングに対する風当たりを弱めようという別に思惑があるのだと思う。ハードルの高い条件にあえてNOと言わせておいて、それよりもちょっと低いハードルを提示することでYESと言わせる手法である。

「携帯電話所持禁止」という極論を提示することで、各方面から「NO」のコールが噴出することは想定の範囲内、「じゃあ禁止にはしないからフィルタリングはさせてよね」という提示に対して、「NO」と言いにくくする。全くもって非論理的な論理展開(?)だが、むしろ撒き餌であってほしい。我々が撒き餌にひっかかって釣らなければいいだけだから。

もし、携帯電話所持の年齢制限を本気で考えているようなら、この国は終わったと考えていいと思う。

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CNET Japan(Google translate Ja to En)

2008-05-14

イーモバイルD02HWを使い始めた

最近、イーモバイルのデータ通信端末D02HWを使い始めた。

真っ白の小判型の端末でUSBポートを介して接続する。見た目もiBookG4やMacbookの白とならば非常にマッチする。20cmくらいの長さのUSBケーブルで接続するので、デスクのないところだとぷらーんとパソコンからぷらーんとぶらさがってしまうのだが、いまのところそれに不便を感じたことはない。

自宅、学校では無線LAN、それ以外の場所ではD02HW、イーモバイル圏外ではしかたないので携帯電話という棲み分けでいこうと思う。もともと携帯電話で文章を書くというのが苦手で、Macは常に持ち歩いているのでこいつはなかなか使えそうだ。本当は街中公衆無線LANが張り巡らされているというのが理想なんだけれども、現時点ではとても快適。外でYoutubeを見ることはあまりないが動画のダウンロードも問題なかった。でも一番うれしい、というか安心のは定額使い放題なことだろうか。(定額プランの場合)

現時点では、自分の使う地域は下り3.6Mbpsまでしかでないらしいのだが、一応下り最大7.2Mbps対応なので、今後インフラが整備されていけばもっと快適に使いこなせるのかもしれない。が、現状でも十分、ストレスを感じることなく快適にネットにアクセスできている。

イーモバイルのHSDPA対応データ端末はUSB接続タイプのD02HW以外にもExpressCard/34タイプのD03HW(5/24から)、CFカードタイプのD01NXII、PCカードタイプのD02NEがあるのだが、MacBookやMacBookAirと使おうと思ったらD02HWしかないので、白以外にも黒やメタリックカラーのD02HWがあって、Macのノートブックとの同時購入キャンペーンを打てばもっと売れるんじゃないかと思う。まあ、普通に売れているみたいだけど、なんとなく家電量販店なんかでも印象が薄いので。

ネットワーク環境に関してはここ数年で桁違いに進化したの。あとはパソコンのバッテリーさえ長寿命になってくれれば、まさにいつでもどこでもネットに接続することが可能なのだが。。。


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emobile
http://emobile.jp/

2008-05-03

iPS細胞ブームに飛びつく前に知っておくべき5つのこと

昨今、巷を賑わせているiPS細胞ブーム。科学ニュースがお昼のワイドショーでここまで取り上げられたのも、田中耕一氏のノーベル賞受賞以来だと思う。まぁマスコミの作るブームというのは大したことはないのだが、そういった上辺だけのブームも含めて、何かとてつもない「夢の」技術だとか、「魔法の」細胞だとか、抽象的な言葉で報じられ、期待や不安を含めた様々な誤解を生んでいるような気がする。

イギリスの科学誌Natureに掲載された記事では、科学誌らしく、iPS細胞はどういうものか、iPS細胞研究は実際のところ現時点でどの段階にあるのか、といったことを冷静に5つの問題を提起してそれがそれが事実かどうかを分析している。

以下、()内の英文はNatureからの引用

1. 誰にでも作れる。(Anyone can do it) - ほぼ事実 (Fact (mostly))
誰にでも、というと語弊があるが、技術的に特殊な装置が必要だとか神業のようなテクニックが必要だと言うことはない。細胞培養ができて遺伝子導入ができれば一応誰でもできる。

2. 誰でも自分自身のiPS細胞をもてる。(Everyone can have their own custom-tailored
cells) - 金持ちでなければ無理(Fiction (unless you're rich))
やはり気になるのは、自分の細胞由来のiPS細胞を簡単に持つことができるかどうかとうことだが、まだ医療用として用いるには克服すべき課題も多くあるし、長いスパンで研究しないと分からない潜在的なリスク(ガン化)もあるかもしれない。さらに、個人のテーラーメイドのiPS細胞を供給するには莫大なお金がかかる。そうはいっても、研究は日々進歩しているのでいつかは可能かもしれない。現時点でも、研究所を運営することができるくらいのお金を持っていれば可能であるかもしれない。

3. iPS細胞を用いた治療法が開発中である(The cures are on their way) - まだまだこれから(Too soon to tell)
iPS細胞は基本的にどのような組織の細胞へも分化することができるので、再生医療への応用が期待されているが、現段階では臨床段階へというところにはいっていない。が、動物実験段階ではぼちぼち成果が出始めている。

4. ES細胞とiPS細胞は同じだ(Embryonic stem cells are the same as iPS cells) -
現時点では一応事実(Fact (so far, anyway))
同じだ、というよりは現段階で両者の違いがまだわからない。遺伝子の発現レベルや分化能などで両者の差異はない。

5. iPS細胞に倫理的問題は生じない(iPS cells have no ethical issues) -
やりたいことよっては問題あり(Fiction(depends on what you want to do))
ES細胞を破壊するという倫理的に問題は解消したのかもしれないが、当然別の問題が浮上してくる。わかりやすいところでは、iPS細胞から作った生殖細胞(精子や卵子)を受精させることは倫理的にどうなのかといったこと。

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Nature 452, 406-408 (2008) | doi:10.1038/452406a

Stem cells: 5 things to know before jumping on the iPS bandwagon

http://www.nature.com/news/2008/080326/full/452406a.html